再発3部作となる最終章。SPEEDSTATEから1章、2章と出た時はこの最終章は一体どんな内容になるのか凄い期待感でいっぱいだったの思い出しますわ。でリリースされた時あれ！？これ昔TOYSから出てたのとまるっきり一緒じゃん、、、。出る前は何が入るかな？あれじゃね？これじゃね？ぜってー1回目のピールセッション入るね！とか熱くなったのに！そんな1回目のピーるセッションはEARACHEから出た'GRIND MADNESS'にもれなく入っていたのは嬉しい反面、あの金の亡者の所からと思う悔しさも残った(笑)。カルヴが何のインタビューか忘れたが、ジョンがキーがズレてるから音源化は嫌だ！と言った為らしい。それに対してカルヴはハードコアバンドなのにそんなの気にしてどうすんだよ？とも言ってた。でこの音源には'バンドなを終わらせる為の20の理由’のタイトルが示す通りモチベーションを失い解散を選らんだバンドの音が聴ける。88年の2回目のピールセッションは解散する前なんでアレですが。ラスト作のEPも解散が決まって録音＆リリースなので肩の荷が下りたか今までリリース作品に比べればかなり録音が良い。メンバーは最高の録音と認めてるのもうなずけるが、良くも悪くも、、、。個人的には89年の3回目のピールセッション(解散後、ラストレコーディングして約一月後の録音）はベスト！スティーブのドラムが最高なんです。音の抜けというかこの音が全てのリリース音源になってたらと想像するだけでたまらない。それだけじゃなくバンドの音もまとまりがあって良いんです。さてさてこのピールセッションでジョンは皮肉を込めて歌詞を変えて歌った。'MAKE THE CONNECTION'を'BREAK THE CONNECTION'に。そう何を隠そう自分のレーベルも真似した(爆)。IN YOUR FACEから出た'13 ROCKING ANTHEMS'に歌詞カードが付かなかったのもこの理由からみたい。モチベ−ションを失ってしまったら仕方のない事だが、若干20歳前後の若者がたった3､4年で成し得たモノは図り知れず。今もなお影響を与え続けてるのだ。(B)