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THE FIENDZ “WACT” CD
型番 BP9619
販売価格 Sorry! Sold Out 

1987年結成のニュージャージーのパワーポップパンクバンドTHE FIENDZ。バンド名からしてもろに同郷の大先輩MISFITSから名付けてるのはわかるでしょ。同郷のPARASITESも同じくMISFITSフォロワーとしてスタートして、この2バンドは徐々にパワーポップ志向を強くしていき、そこにDESCENDENTSからのCRUZフレーバーを付け加えていくという同じ手法でポップセンスを磨いている。恐らく、昔は仲良かったかもしれないがFIENDZはJerry、PARASITESはDaveというアクの強いバンドマスターがいるので存在は知っているもののお互い無視してたんじゃないかなと推測する。そんなFIENDZの2ndアルバム。オリジナルは91年にA.G’Sや、PARASITES / MORNING NOISEのスプリット、PARASITESの変名THE CREEPING ILLNESS、STICKS AND STONESなどの怪盤を数多くをリリースしたローカルレーベルForefront Recordsだったんだけど、このレーベルが廃盤になってもアルバムの権利を譲らなかった為再発できなかった。そこでだったら録音しなおしゃいいだろってな発想で、96年にレコーディングし直してジャケもポップに変更してリリースしたのが今作。PARASITESにDESCENDENTSフレーバー搭載した甘く、切ない失恋POP PUNKソングです。歌詞も似てるんだよな。けど、お互いにお互いがパクったって言いそうですけどね(笑)惜しむべきはちょっとスピード遅いんだよな。レコードだったらピッチあげられるのにと思う。リイシュー盤のほうが隠しトラック2曲あるんだよね。(O)



「アメリカは、ニュージャージー出身のザ・フィーンズ。土地柄ラモーンズ、ミスフィッツの影響は明白なのだが、そこにフィーンズを加え、ジャージーのルーツサウンドを築き上げる事に成功。ここニュージャージーは「THE WORLD’S IN SHREDS」シリーズでもピックアップされたようにポップなものを好むバンドを輩出する磁力が存在する土地。事実、何も無いところ(通称GARDEN STATE)なのだがバンドの頭数だけは他州と変わらず、むしろ多いといえる。古くはミスフィッツが名を馳せたおかげか今でも彼らの影響を色濃く受けたバンドは後を絶たない(特に初期の音)。このフィーンズはそのなかでも代表格のバンドといえる。メンバーの頭に輝く、見せつけるかのような押しつけがましいデヴィロックには少々閉口するが楽曲のクオリティーはすごい。むしろ同郷のパラサイツに近い音といえるか。とはいえ、パラサイツ自体もミスフィッツのフォロワーとして始まったバンドだからルーツは同じ。後年単なるロックバンドに失墜も2003年にリリースされたアルバムに対する周りのレスは良かった。 同名だけどスペルの違うTHE FIENDSも存在するので見たこと無いレコード発見!ってぬか喜びしないように。」(BLOWPOP-T CHEERS!)
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